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ModelTalks「藤井美菜」vol.2

 


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今週は先週に続き、日本と韓国で大活躍の女優、藤井美菜さんを紹介します。

 

子供の頃に出演した市民ミュージカルがきっかけで芸能界入りした藤井さん。その後、女優として活躍しながら慶応大学文学部に進学。趣味で勉強していた韓国語を第二外国語に選択し、その語学力を活かして3年前からは韓国にも進出しています。さまざまなドラマや映画に出演しますが、アジアのスターが夫婦に扮した人気バラエティ番組『私たち結婚しました 世界版』に出演したことで、一気に注目度がアップ。2016年公開予定の『猟奇的な2番目の彼女』(チョ・グンシク監督)にも出演。今や韓国のみならず、アジア全土でもっとも認知されている日本人女優になりました。

 

「日本と韓国を行ったり来たりしていたので、大変といえば大変でした。でもその分、オフの日はカフェで本を読んだり、散歩したり、友達に会ったりと、ごく当たり前の日常を送ることでリフレッシュしています」

 

街でショッピング三昧をするより、自然に触れてのんびり過ごすほうがずっと元気になれるという藤井さん。日本と韓国を行き来することによる疲れも関係しているのだとか。

 

「移動が多いので、やはり飛行機疲れが溜まってしまうんです。だから余計にぼーっと、地味に過ごしたくなるんでしょうね。それと、女優は特別な生活、みたいになるのがイヤだったという事もありました。中学を卒業してすぐ芸能界に入ったので、余計に普通の感覚を大切にしたいという想いが強くて、女優業と両立させるのは難しかったけれど、大学に進学して芸能界とは関係ない友人を作ったり、授業を受けたりしたことも、わたしには必要だった気がします。」

 

努力を怠らず、コツコツとキャリアを重ねて今の評価を手に入れた藤井さん。それでも現状に満足せず、常に広い視野を持って仕事に取り組んでいます。

 

「実は今、韓国語と並行して英会話の勉強もしています。日本の仕事も韓国の仕事も大切にしつつ、チャンスがあったら英語圏の仕事にも挑戦したいと思っています。どこで仕事をしていても、常に海外に目を向けていたいですね」

 

日本ではまもなく舞台の公演が始まります。世界を代表する文豪、イプセンの戯曲をもとにした『ペール・ギュント』で、藤井さんは主演の内博貴さんの相手役をつとめます。

 

「内さん、前田美波里さんをはじめ素晴らしい先輩方と共演させて頂けるので、とても嬉しいし、光栄に思っています。もともとわたしは市民ミュージカルが出発点なので、舞台の仕事には特に思い入れがあるんです。もちろん緊張もしていますが、それをいいエネルギーに変えて、素晴らしい舞台を皆さんにお見せできればと思っています」

 

取材・文/水谷美紀

 

「ペール・ギュント」公式サイト http://www.pg2015.jp

 

ヘアメイク/藤垣結圭

衣装協力:45R(フォーティファイブ・アール)

藤井美菜 藤井美菜 藤井美菜 藤井美菜

モデルプロフィール

藤井美菜
2006年「シムソンズ」(佐藤祐市監督)で映画デビュー。 その後、ドラマ「ブラッディ・マンディ」シリーズ(TBS)、 映画「武士の家計簿」(森田芳光監督)、「女子—ズ」(福田雄一監督)など、 映画、ドラマを中心に活躍している。2012年、韓国でも活動を開始し、 2013年、「富川国際ファンタスティック映画祭」広報大使、 連続ドラマ出演など活動の幅を広げ、国際的にも高い人気を博している。 2015年、出演映画「猟奇的な二番目の彼女」(仮)(チョ・グンシク監督) がアジア各国で公開が予定されている。
http://www.humanite.co.jp/actor.html?id=27

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